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性病の種類ごとに適切な治療薬を使用する

普通の病気は一種類の薬でも違う病気で服用が可能になっているのは、その根本となる原因が同じだったり、使用されている成分が複数の症状に使えるからに他なりません。
例えば頭痛薬は虫歯の痛み止めとしても有効ですし、本来は整腸作用のある薬も歯痛止めとして使うこともできる薬があったりします。
それに対して性病の治療薬は、その多くが適合する薬だけの使用を規定していて、他の性病への使用を禁止しています。
それはなぜなのでしょうか。

性病となる原因は細菌か原虫によるものが殆どです。
これらは微生物と呼ばれる生物であり、その微生物というのは独特の性質をしているので、効果の出ない微生物に対する治療薬を服用しても意味がないと言うことなのです。
性病はその症状がよく似ている場合が多く、専門医でもただ目で見ただけでは区別できない性病は数多くあります。
専門の医師ですら判断するのが容易ではないのに、それが少し知識がある程度の人が自己判断でその性病を特定するなど難しいとしか言えません。
性病の診察は自分の性器を医師に診せなければいけませんし、その感染経路は殆どが性行為なので、そんな自分の人には絶対に知られたくないことを知らせなければならないため、どうしても診察を躊躇してしまいます。

最近は医療機関で処方してもらわなくても治療薬を購入できるようになっているので、医師に診てもらわないで自己判断で治療薬を購入し、それが適切ではないために更に症状を悪化させてしまうケースが増えています。
性病はとても再発しやすく感染が拡大しやすい病気なので、感染拡大を防ぐためにも適切な治療薬を完治するまで飲み切ることが重要になっています。
そして自己判断で治療薬を購入し、それが適切でないと判断すれば直ぐに服用を中止して下さい。
性病といっても重症化すれば大変大きな事態を招くケースもあり、取り返しのつかない状況に陥ってしまう可能性があるので、自分が性病に感染したと気付いたら医療機関で診察する勇気が重要です。

症状が治まっても自己判断で薬の服用をやめない

性病の種類によっては治療薬の効果を感じられなかったり、すぐに効果が出たように感じられてしまうこともあり、自己判断で服用を中止してしまうケースがあります。
しかし、このような自己判断での服用中止が再発、悪化、感染の拡大を招く原因となります。
副作用の症状が出たなどではない限りは服用を継続し、処方されたものは飲み切るようにしましょう。

性病はそれぞれの原因となる菌に対して有効な抗生物質が治療に用いられます。
抗生物質は菌を死滅させる効果があります。治療期間中に完全に菌を死滅させる必要があります。

その理由は体内の菌を完全に死滅させられず生き残ってしまった場合、一時的に良くなったように見えても再び菌が繁殖してしまうからです。
再発したらまた薬の服用をすれば良いなどと安易な考えで薬の服用をやめてしまうと、菌が抗生物質に耐性を持ってしまいます。
耐性を持った場合は効果的である薬でも効かなくなってしまう危険性もあるのです。
性病の原因菌の一部は劇的な耐性の進化をする菌もあり、抗生物質がほとんど効かなくなってしまった菌も発見されています。

性病は自覚症状が出にくいものもあり、自覚症状が出たころにはかなり症状が進行してしまっているケースもあります。
また、完治せずに放置してしまうとパートナーと相互に感染を繰り返してしまうリスクもありますし、一つの性病に感染すると他の性病にかかりやすくなる病気もあります。
性病が悪化すると不妊症になるなど様々なリスクがあるので、症状が治まったように見えても完治を確認せずに放置することは危険です。
原因菌を死滅させることができれば完治できる性病も多いので、きちんと処方された分は飲み切ることが重要です。